| もの心ついてから、 家にはなにかしら 動物がいました。 それは、犬であったり、鯉であったり、鳥であったりしましたが、 私が1番好きやったんは、やっぱりネコです。 いっぱい猫を飼っていたので、ある時は、動物王国みたいになり、 「捨て猫さえもあの家に持っていけば 育ててくれる」という 噂が立ち、友人がいろんな猫を持ってきました。 一番多い時は、20匹くらいいました。 今まで、飼ってきた猫の数は のべ匹数にして 60匹くらいにも なるでしょうか?? 結婚してからは、主人も子供も犬のほうが好きで、 犬を飼ったりしていましたが、散歩が大変だったり、 よくほえて近所迷惑だったこともあり、しばらくは動物のいない 生活でした。 1996年の10月のある日、 猫をあまり好きではなかったはずの 主人が会社から電話をしてきました。 「この施設の周辺は 人通りが多いこともあり いつも、捨て猫は たくさんおるんやけど、今日、あまりにも小さい黒猫が捨ててあった。 自分ではお乳も 飲めないような 目の開いてない猫で かわいそうやし、 黒がかっこいいので、連れて帰ってもええか?」と 言うのです。 久しぶりに我が家に来る猫、家を新築して、1年しか経ってないので 不安でしたが、家族みんながその気になり、 その猫との生活が始まりました。 その黒猫が「初代 ラッキー」です。 ラッキーが来てから、ミルクや小屋や、お皿、トイレ等の 生活用品を買い求め、お尻を拭いておしっこをさせてやったり、 ミルクを飲ませたりして、だんだんと少しづつ歩くようになり、 仔猫特有のくすんで青かった目も、色がはっきりとしてきて 見えるように なってきたみたいでした。 でも、便がいつも柔らかく下痢気味で、なかなか成長しないので 不安になってきた頃、だんだんとミルクもあまり 飲まなくなり、 目に見えて 弱っていくのがはっきりとわかりました。 生まれつき、もともと体の弱い子だったみたいです。 冬の寒い日、ふとんに入れて暖めて一緒に寝たり 体をさすったりして 眠るのも心配だったあくる日の朝、 ラッキーの小さな体は 冷たく固くなっていました。 私はしばらくは 放心状態で、何も手につきませんでした。 しばらくは涙も出ず、「あれだけ誠心誠意 世話をしたんだから もう忘れよう」と 思っていたんですが、 日が経つにつれ、「あの子は 何のために生まれてきたんだろう?・・・ この家に来て、幸せだったんだろうか??・・・・・・・」と 今までの自分の人生に 重ね合わせて考えてしまい、 切なくて切なくて、涙にくれる毎日になってしまいました。。。 猫のために買い揃えた いろんな品を見るのも辛かったある日、 主人に 「もう1度猫を飼いたい」と言ったところ、 「どこかで探してみよう」ということになり、 保健所で 捨て猫をもらい受ける日を 待つ日々だったんですが、 近所の人が、あるペットショップで、「仔猫あげます」の 張り紙を見たと 教えてくれたので、隣の市まで 車を飛ばして、さっそくもらいに行きました。 そこの家の人は、のら猫の子供を保護していたらしく、 白と、とらの2匹の猫が 檻に入れられていました。 一緒に行っていた下の子に「どっちがいい?」と 尋ねたところ 「抱いてみる」と言って、2匹の猫を交互に 抱いてみたところ、 白の猫はギャーギャーと 泣いてもがきましたが、 とら模様の猫は 抱いてもおとなしくしていました。 「おとなしいし、汚れも目立たないだろう」ということで さっそく トラネコの、その子を連れて帰りました。 「産まれて2か月」と聞いた割には 体の大きいその子が 「2代目 ラッキー」になりました。 ![]() 今までにつけたネコの名前 トップページへ |